
いよいよ11月10日(日)からモーニングショー公開です!!
≪すばらしき子どもの世界を原点に≫
いまこの瞬間をありったけの力で生きている子どもたちの姿を“見て 感じて 体感して”いただくことで、保育者はもちろん、多くの大人たちが子どもたちと真摯に向き合い“子どもの未来”を考えるきっかけになることを祈りながらこの映画を製作しました。
この映画でほんとうにお伝えしたいことは、ここで取り上げた保育が良いとか悪いとかではなく、もう一度、子どもを原点にして“人を育てる”とはどういうことなのか考えていただきたいということです。
“子どもが子どもらしくあるために”いま私たち大人がすべきことを一緒に考えてみませんか?
つぎはわれわれ大人たちが、りんごの木の子どものミーティングさながらに話し合う番です。
すべては“子どもの未来”のために…

11月10日からラピュタ阿佐ヶ谷でモーニングショー公開!
(※土・日は13時30分の回あり)
「こどもこそミライ」の上映館・ラピュタ阿佐ヶ谷でも販売予定です。
新作短編「屋敷林の手入れと子どもたち・完全版(25分)」が特典映像で付いて3,800円(税込)は大変お買い得!!

こどもの「育つ力」を信じる
映画「こどもこそミライ」には、こどもたちと真摯に向き合う保育者たちが登場する。
彼らに共通するのは、こどもたちが持つ「育つ力」を心から信じていることだ。
教育は、指導者の思う方向へこどもたちを導くのではなく、こどもたちの持っているさまざまな能力を引き出す手助けをすることだと改めて気づかせる。
こどもたちが感情をぶつけあいながら議論する場面は迫力がある。
心を乱しながらも、自らの思いを言葉にしようとする幼児。
少しずつ背後にあるこども同士の関係や心の推移が見えてくる。
我慢強く待つ保育者の姿が印象的だ。
保育に関わる人びとはもちろん、一般家庭のおとうさんおかあさんなど、こどもと未来に関わる多くの人びとに見てほしい映画だ。
絵本作家 いわむらかずお
素晴らしい!これこそ教育だ
いま、さまざまな保育施設で、こんなに先進的な児童教育が行われていると知って、
驚いたし、面白かったし、感動した。
そこではまず、子どもたちに存分に喋らせる。それが喧嘩になっても、頭から止めることは避ける。それよりまず、先生たちも子どもたちも集まって、双方の言い分をよく聞こうとする。そしてその言い分に意見を言う。助言はするが頭ごなしにきめつけることは避ける。喧嘩する子ども同士が、互いに言いたいことを言ったあとは、ときには小突き合ったあとでも、こだわりなく笑って一緒に遊んでいる。
素晴らしい!なるほどこれこそ教育だ。
筒井勝彦監督と秋葉清功カメラマンは、前作の「風のなかで むしのいのち くさのいのち もののいのち」にひきつづき、さらに進んで素晴らしい仕事をした。
映画評論家 佐藤忠男
