映画監督 筒井勝彦によるブログ


by officehal
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<   2007年 01月 ( 9 )   > この月の画像一覧

昨年、私も参加させて戴いた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2006」だが、夕張市の財政破綻によって、早々に17年間続いた映画祭中止が発表された。
がしかし、今年の冬、なんと「ゆうばり応援映画祭」が開催されるのだ!
また、とにかくこのラインナップが凄い!
オープニング作品が、「ロッキー・ザ・ファイナル」!(笑) とても元気が出そうだ・・・
あの「バベル」も上映されるし、作品数は激減したが、これは本物だ!!
「ゆうばりファンタ、カムバック!」 と心の中で 叫んでいたひとりとして、この開催は本当に嬉しい。
いまから夏の「完全復活映画祭」が楽しみでならない。

数々の感動をもらったYUBARIを私も心から応援している。
「がんばれ がんばれ YUBARI!!」

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by officehal | 2007-01-28 17:23 | 映画・ドラマ
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映画「無垢なモノ my simple things」の劇場公開がついに決定!
本当にお待たせしました!
早ければ4月GW~5月中旬に一般公開予定です。
詳細が決まり次第、またお知らせしますので 応援よろしくお願いします!!
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by officehal | 2007-01-24 00:15 | 映画・ドラマ

いいねえ!!

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督「バベル」を完成披露試写会で拝見した。
押し寄せる大津波にも似た波動を持った映画で、今年、最高の1本には違いない。
少し引っ掛かるところもあるにはあるが、素晴らしい出来だと思う。
日本パートも悪くない。
C・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」もそうだが、最近、外人が撮った日本の方が何かいい感じがする・・・
とにかくこの映画のラスト、ブラッド・ピットでもなく、役所さんでもなく、菊池凛子さんでもなく・・・
二階堂 智さんに泣かされた。
とにかくエンディングのシークエンスは、絶品です。
二階堂さん、あなたやっぱりいいよ!(けっして、お世辞じゃありません)
この映画、さまざまな国の家族、親と子のコミュニケーション、そして神の罰について・・・鮮烈に描き出した作品である。
いま準備している私の次回作「ハルの祈り(仮)」も家族の話・・・親と子の関係を主軸に、神やいのち、魂についての映画にしようと思ってる。
切り口やテーマは違うが、根底では、どこか「バベル」に似ているのかも・・・


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by officehal | 2007-01-23 00:26 | 映画・ドラマ

今年の初映画

今年は、できるだけたくさん映画を観ようと思っている。
昨年末、最後に観た映画は、奥田瑛二監督作品「長い散歩」
今年の初映画は溝口健二監督「滝の白糸」(1933)だった。
それも活動弁士と生演奏による上映!
これにはちょっとした理由がある。仏の監督のロイック・セローさんという方が、日本の活動弁士 澤登 翠さんを題材にしたドキュメンタリー映画を作っていて、その観客エキストラとして今回参加したわけである。
撮影は、大津幸四郎キャメラマン。とてもフットワークの良いカメラワークだった。
溝口監督の「滝の白糸」は、もともと好きな作品ではあったが、弁士と生演奏付きで観るのは、もちろん初めてで、とにかく素晴らしい活動体験だった。
クライマックスの法廷での裁判シーンでは、感動して思わず泣いてしまいました・・・
裁判映画といえば、今年試写で拝見した周防監督11年ぶりの新作「それでも ボクは やってない」も良い映画です!
それから、遅ればせながら観てきた山田洋次監督「武士の一分」もまた素晴らしい!!
今年は、まだハズレもなく幸先がいいぞ!

f0097002_22183585.gif●「滝の白糸」(入江ぷろだくしょん/昭和8年/98分/監督:溝口健二/原作:泉鏡花/脚色:東坊城恭長、増田真二、館岡謙之助/出演:入江たか子、岡田時彦、菅井一郎、村田宏寿ほか)

活動弁士 澤登 翠
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by officehal | 2007-01-21 22:23 | 映画・ドラマ
昨年末、高田馬場のタナトス6で行なわれた「映画上映・舞踏実演イベント」で、うれしい再会があった。
僕がはじめてプロの映画の撮影現場に足を踏み入れたのが、大泉の東映東京撮影所内にある矢島特撮研究所で、もうかれこれ20年ほど前になる。
その現場で美術を担当(美術監督)されていた藤田さんと、偶然にもこのイベントでお会いすることができたのである。
藤田さんは、舞踏家の宮下省死さんの舞台を観るために来場されていた(宮下省死さんと僕は同郷の土佐出身だ)。
はじめての映画の撮影現場で、厳しく最初のしつけを叩き込まれたわけで(この経験が、僕の映画人生の基盤となっていることは確か)…その中で、藤田さんは、とにかく温厚で優しかったことを憶えている。結局、僕は藤田さんに叱られたことは、一度も無かったと思う。
舞台が終わり、一緒にお酒を呑みながらいろんな話しをお聞きしている間に、電車がなくなり・・・その日はいつものようにタナトスさんの御厄介になった次第だ(どうもスミマセン)。
懐かしいというより、生きてたらこんな事もあるんだと、本当に驚いた。
20年前の写真を引っ張り出して見てみると、藤田さんも僕もそんなに変わってないなあ、と二度驚く(笑)。
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●「矢島特撮研究所」約20年前の懐かしいスタッフとの記念写真より
  とにかくこの現場が僕のプロとしての原点・・・
  本当にお世話になりました!
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by officehal | 2007-01-20 08:30 | 映画・ドラマ
昨日、打ち合わせの帰り、新宿三丁目の交差点で信号待ちをしていたら、
「筒井さん?」と僕の名前を呼ぶ声がする。
ふと横を見ると小松ちゃんだった。
何年ぶりだろう・・・サモ・アリナンズの小松和重
彼はいま舞台や映画で地道に活躍している俳優さんだ。最近では、「嫌われ松子の一生」で松子の同僚の先生役が記憶に新しい。
「赤線」という映画では中村獅童さんとも共演しているし、舞台では緒形 拳さんとも一緒に演った。これからが大いに期待される俳優さんだ。
実は昔、僕の作る自主映画の主役はみんな、この小松ちゃんだった。
僕は彼の演技が大好きだ。彼は本当に面白くて、とにかくアドリブが最高に可笑しくて・・・いつも必死で笑いをこらえながら撮影していた。
今でも彼のことを僕は、とびきりの才能を持った役者だと思っている。
小松ちゃんが「やっと子供ができました・・いま4ヶ月です」とうれしそうに言った。
本当によかったと思う。彼はこれから、一まわりも二まわりも大きくなるだろう。
小松ちゃんと、また映画をやりたくなった!

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●映画「ドミンゴ」(1996)より 小松和重、SARU、筒井ハル
 娘のハルは撮影当時3才。今年、高校生になります・・・小松ちゃんも絶句(笑)。

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●映画「小さな影」(2001)より SARU、筒井ハル
 娘のハルは撮影当時7才。今年、高校生になります・・・子供の成長はホント早いネ!

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●映画「小さな影」(2001)より 小松和重
 盲目の主人公を助けるホームレス役を好演してくれた小松ちゃん(笑)。
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by officehal | 2007-01-19 17:40 | 映画・ドラマ

バベル

ゴールデングローブ賞最優秀作品賞を受賞した映画「バベル」の完成披露試写会が来週、六本木で行なわれる。
この映画に出演している二階堂 智さんから招待状を戴いた。
二階堂さんには、「無垢なモノ」にも1シーンではあるが出て頂いた。その撮影のすぐ後に出演したのがこの「バベル」だ。
「バベル」での二階堂さんの役は、役所広司さんを追う若い刑事役のようだ。役所さんの娘役が今話題の菊池凛子さん。先日TVで、二階堂さんと彼女との絡みのシーンが流れていたが、めちゃめちゃ格好よかった。
いま僕はウォルター・サレスやフェルナンド・メイレレスなどのニュー・ブラジリアン・シネマに傾倒していて、メキシコの監督だけど、この「バベル」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥにも注目している。
メキシコ映画と言えば、昔、ルイス・ブニュエルのメキシコ時代の作品はよく観たが・・・「忘れられた人々」や特に「幻影は市電に乗って旅をする」なんか最高だった!
(ブニュエルは「アンダルシアの犬」だけじゃないのだ)
今から「バベル」の試写が楽しみでならない。二階堂さん、ホントにありがとう!
心して観るよ。
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●「無垢なモノ my simple things」より 二階堂 智
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by officehal | 2007-01-17 10:02 | 映画・ドラマ
13才のとき、初めて8㎜のムービーカメラを手に入れた。
富士のシングル8、AX100だ。
それからP300、Z700、ZM800、スーパー8のキャノン1014Eと中古カメラを買いあさった。
映写機もおもちゃみたいなものから、最後はエルモの最高機種GS1200だ。
かつて、日テレが新宿の高層ビルをスクリーンにしてビートルズの映画「レット・イット・ビー」を映写するというバカな特番のはるか以前に、僕は田舎の団地の壁を大スクリーンにして映画を映しては遊んでいた(笑)。
なんやかんやで、もうかれこれ30年以上・・・トコトコと映画を続けている。
長い間、温めている作品も数多くある。
その一つでも実現させるために、もう後ろは振り向かない・・・
前だけをしっかりと見て、今年はとにかく走る。


●準備中の作品「魚のように」より(その絵コンテの一部)
  これは高知の中村(現 四万十市)を舞台にした、奔放な姉に翻弄される弟のはかない物語…
  キラキラと魚影のようなきらめきを持った映画にしたい。
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by officehal | 2007-01-16 23:23 | 映画・ドラマ

2007 謹賀新年

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


今年こそ劇場用映画を撮ります。
まだ仮題ですが、「ハルの祈り」という作品です。
なんとしても今年、実現させたい…正念場です。

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by officehal | 2007-01-01 13:09 | 映画・ドラマ