映画監督 筒井勝彦によるブログ


by officehal
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突然ですが、映画「無垢なモノ」の原作・主演の未童さんが、このほどヨーロッパへ数年間、パフォーミング修行と本作の普及活動のため出発することになりました。
昨日、関係者が集まり盛大な送別会が行なわれました!
まさに「自行化他」の精神で、敢えて険しい流浪の道を選んだあーちゃん・未童さんにはホント頭が下がります。
頑張れあーちゃん!いけいけあーちゃん!
渡欧する未童さんは今後、オフィスハル・ヨーロッパ支社長として映画「無垢なモノ」のヨーロッパ上映及び世界を舞台とした映画制作活動に携わっていただくことになります。

未童さんの師匠で舞踏家の大野慶人氏は、去ってゆく弟子に対してこう言い放ったそうです。
「あなたは、ヨーロッパで何をみせるんですか!!」
未童さんは答えました。
「”無垢なもの”です」
あんたはえらい!
ちょっと一筋縄ではいかない展開ですね…
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            ●映画「無垢なモノ MY SIMPLE THINGS」より

今朝、ハリウッド女優のアマンダ・プラマーさん(ガープの世界、フィッシャー・キング、パルプフィクションなどに出演/父は名優クリストファー・プラマー)から嬉しい応援のメッセージが届きました!!後日、ご紹介したいと思います。
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by officehal | 2006-03-30 09:01 | 映画・ドラマ
札幌在住のHONDOさんが書かれている映画評論のブログ
「よんふぁ広場2~HONDOのつぶやき~」 
       http://d.hatena.ne.jp/hondo-lee24/
そのブログの中で映画「無垢なモノ」を取り上げていただきました。
3/1「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の映画評でも「無垢なモノ」を絶賛していただいております。
       http://d.hatena.ne.jp/hondo-lee24/20060301

f0097002_23152262.gif●あーちゃんこと未童さんも大喜び!
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭での舞踏パフォーマンス」より
右手に持っているのは、石炭の塊。







本当にこのような応援のお声をいただくと嬉しくて勇気が湧いてきます。
ありがとうございますHONDOさん!
ぜひ、札幌上映を実現させるべくスタッフ一同頑張ってまいりますので、今後ともご声援よろしくお願い申し上げます!!

【映画「無垢なモノ」公式HP】
       http://www.geocities.jp/web_hp_all/mukunamono/
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by officehal | 2006-03-28 23:25 | 映画・ドラマ
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f0097002_1054866.gif ●映画「無垢なモノ MY SIMPLE THINGS」より

物語のクライマックス、ヤクザのあーちゃん(広志)が悟りを拓くシーン。
あーちゃんの選んだ道とは…






扉は開かれたか?
いや、まだまだ…すべては始まったばかり、「歩み続けろ!」である。

【映画「無垢なモノ」公式HP】
       http://www.geocities.jp/web_hp_all/mukunamono/
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by officehal | 2006-03-28 10:24 | 映画・ドラマ
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●映画「無垢なモノ MY SIMPLE THINGS」
未童  小野田 良  観世音 榾  佐藤佳子 ほか  監督 筒井勝彦
            近日ロードショー公開
            (C)オフィスハル・未童COMPANY 2006年作品
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by officehal | 2006-03-26 00:20 | 映画・ドラマ
11月9日、映画「無垢なモノ」の初試写がユナイテッド・パフォーマーズ・スタジオ(UPS)にて行なわれました。
この日は、奇しくも小野田 良さんの40歳のお誕生日。なんとこの映画は、良さんのバースディ・プレゼントでもあったのです!(笑)
試写には、UPS代表の奈良橋陽子さんもお見えになりおおむね好評であったと思います…
奈良橋陽子さんは、ゴダイゴの作詞以外でも演出家としての活動や「ラストサムライ」「SAYURI」キャスティング・ディレクターとして多方面でご活躍されております。この映画「無垢なモノ」に関しても嬉しいご支援、評価をいただきました。

試写でのご意見などを踏まえた上で、映画「無垢なモノ」は2日間の追加撮影を決定します。この決断は実は勇気のいることで、撮影・編集をやり直すということは録音(ダビング)もすべてやり直すということなのです。
しかし、敢えてこれをやることにしたのは、私自身、少なからず作品の出来に満足していなかったということなのでしょうが…

そしていろいろありましたが、映画「無垢なモノ MY SIMPLE THINGS」は、かねてより目標であった「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2006オフシアター・コンペティション部門」において正式上映され好評を博すことになります。「ゆうばりファンタ」については、また改めて機会があれば記したいと思います。

f0097002_0284376.gif●「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2006」のパスと記念のメダル










f0097002_022326.gif ●夕張市民会館(メイン会場)の表にある「サウンドオブミュージック」の看板。トラップ大佐役のクリストファー・プラマ―氏の愛娘であるアマンダ・プラマ―さんも来夕。
実は私はC・プラマーの大ファンなのですが、アマンダさんから握手を求められ、自宅アドレスや電話番号までおしえてくれたのにはビックリ!

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●「無垢なモノ」ティーチインにて
主演の未童(左)、プログラムディレクター・映画評論家の塩田時敏氏(中央)、監督 筒井勝彦(右)

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by officehal | 2006-03-25 23:49 | 映画・ドラマ
締め切りまで、ラスト一週間。
11月2日から録音作業・最終仕上げが始まりました。
昔から良くして頂いているスタジオ・ドンファンの山田 陽さんのご支援があってこそ、この映画「無垢なモノ」を完成させることが出来たといっても過言ではありません。今後の私の仕事でご恩返しが出来ればと願っているのですが…
山田さん、いつもいつもスミマセン!このご恩は必ず…

この映画の音楽を引き受けて頂いたのが、いま多方面で活躍されている鎌倉在住の音楽家・榎田竜路さんです。
深夜、榎田さんの自宅スタジオを訪ねた時、ピアニストの岡さやかさんが力尽きてフラフラと床に倒れこみスヤスヤと寝てしまったのにはびっくり、思わず修羅場を感じてしまいました。
しかし、その岡さんの安らかな寝顔といったら、ほんと幸せそうで…

f0097002_2323692.gif●岡さやかさんのピアノは、冒頭のキャバクラのシーンとエンドクレジットで流れます。









榎田さんには打ち合わせから2~3日でほとんどのBGMを仕上げてもらいました。これには本当に助かりましたし、正直たまげました。
それから忘れてはいけないのが、全編にわたって流れる塩澤直美さんの素晴らしい歌声。
実は彼女は、アニメ「NARUTO」の大ファンなのですが、このアニメの音響効果を担当しているのが、スタジオ・ドンファンなのです。同じスタジオで録音できて感無量のようでした。よかったよかった…

f0097002_2375344.gif●まさしとあーちゃんの出会いのシーンでは、塩澤直美(ディーバ)さんの歌う「PIE JESU」が象徴的に流れます。








皆さんの「早くて良い仕事」に心から感謝しています!!
11月8日、早朝に映画は無事完成!9日夜には初の試写会をむかえます。
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by officehal | 2006-03-25 23:16 | 映画・ドラマ
10月下旬から編集作業に取り掛かりました。
このような低予算の映画は、自分でノンリニア編集するほかありません。
あと残された時間は、編集に一週間、スタジオでの録音・ダビング作業に一週間です。
なぜ時間がないかというと、当初よりこの映画を「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に出品するという目標があったからです。
映画の編集は波に乗るまでが大変なのですが、当然そんな事を言ってる余裕もなく、只々、昼も夜も映像をつむいでいく作業を続けていました。
孤独な作業ですが、苦労して撮影した素材が編集によって形になっていくのは何度やっても楽しいものです。上手くいけば、この上ない歓びを感じますが、上手くいかない場合はひどく落ち込み、時には地獄を見ます…
今回は、マルチカメラ風の撮影を試みましたので、これまでの私の映画に比べてカットも短くて多く、テンポのよいつながりになっていると思います。
実は私は、出来ればワンシーンワンカットで撮影することが理想と考えている方なのですが、この「無垢なモノ」はあえてこのスタイルにしました。
いつかはエルマンノ・オルミ監督みたいにゆったりとしたリズムの中で人生を奏でるような映画を撮りたいのですが…どうでしょう…
編集の中盤、心配になったのか、はたまた業を煮やしたのか主役で私と共同プロデューサーの未童さんが尋ねて来ました。
さっそく20分弱の編集の終わった映像を試写し未童さんに観てもらいました。
私は自信半分、不安半分、人に初めて観てもらう時は、いつもそんなもんですが…

f0097002_2224179.gif●主役の名コンビ、
未童さんと小野田 良さん











未童さんは、けっこう気に入ってくれたみたいでホッとひと安心。
こうなればこっちのもんと、その日は速攻ふたりで呑みに行きました。
その後、小野田 良さんから聞いた話では、その翌日未童さんは「いけるいける!」とひとり盛り上がっていたそうな…そういう話を聞くと、ホント嬉しい限りです。
呑みながら未童さんは、今後のいろいろなプランを語ってくれましたが、いま思えばとても懐かしく感じます…
奇しくもこの日は未童さんの師である舞踏家・大野一雄さんの99歳のお誕生日でしたね、
確か…

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●”こいつは凄い”石ガメの石松は助演賞もの
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by officehal | 2006-03-25 22:19 | 映画・ドラマ
昨年の10月上旬、映画「無垢なモノ」は約2週間の過密スケジュールでクランクインしました。
それは、雨にたたられた2週間でもありました…。
毎日、ほぼ始発電車で京王線の狭間という駅まで通います。ロケは全て物語の中心となるまさしの家(未童さんのお宅を借りて撮影)、京王線沿線で行いました。撮影の都合で終電に間に合わない時は、未童さん宅に泊めてもらい大変お世話になりました。
映像制作サイドの経験者はきわめて少ない現場でしたが、皆が協力し合って、和やかに撮影が進められたことは何よりであったと思います。
経験の少なさを真剣さでカバーする気持ちの良い現場でもありました。
これには、現場をよく仕切ってくれた主演の未童さんと小野田良さん、そして歩さんと佳子さんに心から感謝しています。
しかし厳しい現場には変わりはありませんでしたが…
映画を創っているときほど心身ともに充実しているときはありません。映画製作者にとっての至福とは、何と言っても作品が創れるということです
いま考えれば、金も無く時間も無い現場でしたが、なぜか心はリッチだったような気がします。

f0097002_8422514.gif●かえでさんの電話シーンのオンリー録り風景(渋谷にて)

かえで役の観世音 榾こと野田 歩さん。
本番の時、彼女の役に入る瞬間がとても素敵です。
きっと素晴らしい女優さんになってくれることでしょう…

f0097002_8443916.gif●残念ながら本編からはオミットされた風車前のあーちゃんとかえでさんのシーン

f0097002_8451110.gif●まさしのバースディ・パーティーのシーンは当初、飲めや歌えのハチャメチャな宴会シーンだった(このシーンはDVDの特典映像で敗者復活の予定)
これはこれでけっこう楽しかったが…
ちょこっと脱線ぎみなので


童子役の佐藤佳子さんも期待にたがわず頑張ってくれました。

映画「無垢なモノ」は、これまでの映画制作に比べると特に重大な問題も事故もなく無事クランクアップを迎えることができたのは、すべて奇蹟のようにも思えます…
この映画制作に集ったすべてのスタッフ・キャストと応援して下さった皆さんに心から御礼を言いたいと思います…本当にお疲れ様でした
そしてありがとうございました
しかし、まだまだここで映画が完成したわけではありません。
残された制作期間は2週間。一息つく間もなく怒涛のポストプロダクション(編集・録音の仕上げ作業)に突入します。
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by officehal | 2006-03-25 09:21 | 映画・ドラマ
今回の映画制作のきっかけは、いま思えば降って湧いたような始まりでした。
昨年の春、私は映画プロデューサーである尾形充洸氏からのオファーで舞踏歌・成瀬信彦氏のドキュメンタリー映画を制作していました。タイトルは「ゲリラ舞踏歌・華落宴」
それは、桜舞い散るとある公園を舞台に成瀬氏のゲリラ舞踏を記録したもので、その時、成瀬氏と共に舞踏公演などの活動をしていたのが今回の映画の主人公となる未童さんだったのです。

f0097002_92938.gif  ●ドキュメンタリー映画「ゲリラ舞踏歌・華落宴」より
    あれからもう一年…





それから数ヵ月後、再び成瀬氏の舞踏公演の撮影を行なっていた私は、未童さんから自作の舞台劇「無垢なもの」の映画化のオファーを受けることになります。
はじめは躊躇しましたが、彼らの熱意に押し切られた形で話しに乗ることになりました。といっても正直やってみる価値は十分あると思いましたし、予算も時間も少ない中でどれだけの良質な映画ができるかを証明したいという気持ちもありました。でも、映画制作に餓えていたのが偽ざる気持ちで、それが一歩踏み出す一番の原動力になったと思います。

9月下旬、まず未童さんから送られてきた舞台版「無垢なもの」の脚本を一週間ほどかけて映画版「無垢なモノ MY SIMPLE THINGS」にリライトする作業を行ない、この間、未童さんとも何度も会って打ち合わせやロケハンを重ねていきました。
舞台版は「“飼いならされるか、行き場を失うか…”という生きる道への問いかけ」が重要なテーマですが、映画版は「“人は生まれ変われるか?”」という再生のドラマにしようと考えました。そのテーマに実際の出演者たちの姿を合せ鏡のように重ねていくことをこの映画の核にしたいと思ったからです。
そしてついに「無垢なモノ」はクランクインの日を迎えました。準備は十分ではありませんでしたが、こうして怒涛のような3ヶ月間の映画制作が始まったのです…。
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           ●映画「無垢なモノ MY SIMPLE THINGS」冒頭のシーン
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by officehal | 2006-03-24 09:45 | 映画・ドラマ
オフィスハルを法人化して、はや1年が過ぎました。
私たちはこれまで多くの教育映画や企業ビデオなどを作ってきましたが、一昨年からある劇場用映画製作のプロジェクトを始動させ着々と準備を進めてきました。
しかし劇場用映画の製作となると制作費が最低でも7.5千万から1億の予算が必要です。これはそう簡単に集められる金額ではありません。
この一年の間、私たちは劇場用映画製作へのいろいろな手段を模索しアプローチしてきましたが、企画自体は各方面でとても評判が良いのですが、なかなかGOサインがでません。
でも、ここにきてある希望のもてる展開が生まれてきていることも確かです。現時点では、そのプロジェクト(ある傑作児童文学の映画化)についての詳しい話はできませんが、具体的に制作が決定しましたらその進捗についても随時お伝えしていきたいと思います。

昨年の9月、ある出会いからある映画が生まれました…。
そんな現状を打破するためにオフィスハルが製作したのが映画「無垢なモノ MY SIMPLE THINGS」です。この「無垢なモノ」の映画化ノートについても今後記載していきたいと思います。

また、オフィスハルがこれから関わる重要なプロジェクトとして、日仏中合作ドキュメンタリー映画「Rain Maker」(NPO横浜アートプロジェクト製作)への参加があります。
これはケニアの砂漠緑化を記録したドキュメンタリー映画で、ケニアの砂漠地帯と日本国内での啓蒙活動が同時進行していく様子を広く一般に訴えていく内容のものです。
全体のプロジェクトを推進していくのは横浜アートプロジェクトの榎田竜路氏で監督はフランス出身の映画監督マーク・リガディ氏。日本サイドの監督・プロデューサーとしてオフィスハルの筒井勝彦があたります。
このRain Maker Projectについても今後詳しくご紹介してまいりますので、どうぞご期待下さい!
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http://www.yokohama-artproject.com/
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by officehal | 2006-03-22 11:05 | 映画・ドラマ